読書日記:『傷つきやすくなった世界で』

年末に本屋に行った時に購入した本です。平積みの中から適当に選んだので、中身はあまり見ないで買っちゃいました。エッセイ集なのは確認しましたけどね。R25で連載していたものというのは、読んでから知りました(^^; たしか巻末のあたりに掲載されてたものだったと記憶しています。最近はR25もすっかり手に取らなくなってしまったので…

印象に残ったのは、『残業禁止法、制定』の回でしょうか。残業が無くなって早く帰れれば色々とやりたいことがありますからね〜 こないだ同期と飲んだ時に話したのですが、ノー残業デーでも帰ってやることがないという先輩がいるなんてのがちょっと信じられないんですよね。お酒飲みに行ったっていいし、暖かくなったらカメラ持ってでかけたっていいし、それこそ本読んだっていいわけで、そんなにやることないか?と思うんです。

上司を見てると、仕事が全てみたいな人もいますけどね。個人的にはそうはなりたくないかな。SMPCの方達や、同期でも複数の活動してたりする人がいるので、そういった人を見てても、仕事だけというのは、選択肢としては無いような気がするんです。

文庫版のあとがきの、自分の人生も、自分の心も、自分のもの、という言葉がよかったです。山田玲司の『資本主義卒業試験』の失ってはいけないものの3つめですね。(あっ、去年読んだけどエントリーしてない…)

22. 1月 2012 by Castaway。
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観劇日記:『寿歌』

休出で定時過ぎくらいの時間まで仕事した後、久しぶりに新国立劇場へ。小劇場は初めてな気がします。そういえば、じゅんさんは言うに及ばず、演出の千葉さん含めて、新感線に出演されたことのある方ばかりですね。

核戦争ですべてが廃墟と化した街に、リヤカーを引いた旅芸人のゲサクとキョウコがやって来る・・・。
二人の頭上には、まばゆい光を放ちながら核ミサイルが飛び交い、追いかけてくる低い破裂音が世界の終わりを告げていく・・・。
そこに、どこからともなく、不思議な芸をあやつるナゾの男・ヤスオが現れた。
出会った三人は、あれやこれやの"エエカゲン"な会話を繰り広げながら、焼き尽くされた滅びの荒野を共に旅することになるのだが・・・・。

SIS company inc. Web / produce / シス・カンパニー公演

阪神淡路の後もこのお芝居が演じられることが増えたそうですが、今回も増えているそうです。まして、原発の事故もありましたから。この公演は地震前から決まっていたそうですが、なんというタイミングなのかな、と思わずにはいられません。

全編関西弁で演じられるこのお芝居、話すスピードもかなりのもので、所々聞き取れなかったことも。あまりの速さに堤さんも噛んでしまったくらい(笑

正直なところ、感想としては「ようわからん!」という感じというか、わからないというよりは、それが意味するところを考え出すと止まらないというか。一緒に観た人といくらでも話のネタがつきないなじゃないか、なんて思います。

ゲサクの台詞の、ヤスオは耶蘇ではないか、というくだり、物を増やす「物品引き寄せの術」はたしかにそれっぽいというか、新約聖書にもそういったエピソードがありますね。ただ、ヤスオとキョウコの二人との出会いのシーンからして、パロディだというのはパンフを読むまで気がつかなかったなぁ。

ゲサクの話すウサギの話のように、それぞれが出来ることは外からみると所詮その程度のことかもしれないけれど、それでも前に進んでいくんだよという、希望のあるメッセージのように感じました。まぁ、作者曰く「ええかげん」なお話らしいので、そういう想いはなかったのかもしれませんが。でも、こう受け取れるからこそ、こういう時に上演依頼が増えるのかもしれませんね。

22. 1月 2012 by Castaway。
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読書日記:『下町ロケット』

去年のベストセラーですね。普段は単行本は買わないのですが、今回は同期に借りて読んでみましたよ。感謝。

下町とロケットというと荒唐無稽のようで、実はそうでもないんですよね。実際。こないだのはやぶさの時も大企業だけのプロジェクトじゃなくて、中小の企業も関わってて、オーストラリアからカプセルを持ち帰ってきた運送用のボックスも、途中下車の旅で出てきた町中の会社が手がけてたりとか。そんなわけで、あり得ない話じゃないかなと。

中小企業が舞台ということで、昔見た『昭和島ウォーカー』とか、ロケットがらみで絶薬の沖田さんの回を思い出しながら読んでいきました。最後のシーンは絶薬の通りでしたね。詳しく書いちゃうとネタバレになっちゃうので、書けませんが。

物語のキーとして、特許の話が出てきます。物語に出てくる言葉で、抜けがないように、徹底的に書くというのは、仕事で特許を扱う身としては耳が痛いですね。実際に担当者から言われることだし(^^;

後半の佃製作所が一体になっていく感じがすごくよかったなぁ。自分もこの後こういったワクワクするような仕事に出会えるのかしら。

16. 1月 2012 by Castaway。
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割引に釣られて写美へ

1/3に2割引きの文字に惹かれて、東京都写真美術館へ行ってきました。ホントは2日だと無料だったんですけれど、グズグズしてたら行きそびれちゃって。ここ数回おきまりの3つのセット券で。

ストリート・ライフ』、100年以上前の写真をこうして観ることができることにまず驚きと感動。昔のカメラの写りもなかなか味があるなぁと感じました。こんなこと書いてるとクラカメ方面へ行ってしまいそうですが… 中心部はキチンとシャープで、周辺が流れてる感じとか。比べるのは何ですが、HOLGAを使ってて似たような感じかなぁと思います。アウグスト・ザンダーのポートレートはどれもその時代を生きた人たちの力が伝わってきて、一番印象に残りました。

写真とは別に、テーマとなった時代は、プリントと出版の歴史でもあったんだなぁと思える解説と展示があって、そちらも興味深かったです。

日本の新進作家展vol.10』、印象に残った作家は西野 壮平と北野 謙の二方でしょうか。西野氏の作品はどこかで観たような記憶があるのですが、ちょっとあやふや。撮影した写真をコラージュして、都市を描くというのは、自分でそこを歩いているからこそですね。自分で通った道はよく覚えてるけど、連れて行ってもらったところはあまり覚えていないですから。そこに意図とか自らの記憶があるのかなぁと。

北野氏の作品は1枚の印画紙に多重に焼き付けたポートレート。背景となっている部分もよく見ると、肖像になってるわけで、個でもなく、集団でもないというところに惹かれたのかも。そういう意味ではデモ参加者を重ねた作品も見方によってずいぶん印象が変わる気がします。

映像をめぐる冒険vol.4』、写真展というより、映像メインな展示。見えなかったものが見えるようになると、世界も考え方も変わるということで、哲学的な感じも。オーサグラフという世界地図がなかなか興味深かったです。

05. 1月 2012 by Castaway。
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2012年、スタートです

夜の明治神宮
α900 + Sigma MACRO 50mm F2.8 EX DG

今年もよろしくお願いします。

三が日の最終日、出かけたついでに原宿で途中下車して明治神宮へ初詣。車窓から見ている限りではそんなに混んでないのかなぁと思っていましたが、途中からすごい行列でした。さすがに元旦ほどじゃないんでしょうけど…

おみくじを引いてみたら、心はいつも落ち着いて、広く豊かに、ゆとりを持つように心がけることが大切ですだそうで。心に刻んで一年過ごしたいと思います。

04. 1月 2012 by Castaway。
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