ツール・ド・美ヶ原

というわけで、行って参りました美ヶ原。そもそもレース初参加、しかも去年の秋以来、峠には一度も行っておらず、それどころか全く走っていない状態なので、目標は2時間以内に完走すること、と設定。あとは激坂で押さないことでしょうかね。

当日は朝から暑く、こりゃ結構辛いかも…とかなり弱気。そうこうしているうちにスタート地点へ移動。しかし、シューズの中に小石が… 時間があったので、履き直しましたが、周りからはしっかりシューズを履いてない証拠と怒られる始末。

いよいよスタート。ところがスタート直後に、早々とクラス最後尾近くに。いくらなんでも早すぎだろ、と自分にツッコミを入れつつ、最初のコーナーを曲がってメインストレートへ。そのままのペースで激坂区間へと突入です。さすがに18%の坂ともなると、壁ですな。わかりきっていたことですけれど。

すでにインナーローになっていたので、ヒィヒィいいつつ黙々とペダルを回していきます。この辺でゼッケン番号200番台の方達に抜き去られ、おぉ速いなぁ~と半ば観戦状態。同クラスの人たちにも千切られ気味だったので、無理せずマイペースを守ってサイクリングすることに。

激坂区間を突破すると、第一CPである美鈴湖です。しっかり水をいただき、記念品の中に入っていたPowerGelを取ることにしたのですが、一口つけただけで、こりゃ無理~と諦めました。初めて口にしたのですが、ありゃ食べ物じゃねーよ…

このあたりから、感覚的にはヤビツくらいの傾斜に。しかし腹痛に悩まされ、スピードも上がらず結局一定ペースでこぎ続けるしかないのでした。大したスピードでもないので、ガンガン抜かされていきます。気がつくと、第二CPと中間点を突破。中間点ではちょうど1時間くらいでした。このままだと目標達成出来ないかも…という思いがちらっとよぎります。

後半に入ると、抜かされるよりは抜く方が多くなってきて、ちらほら同クラスの人がいたりして、嬉しくなってきます。登りで抜かしていくのですが、少しでも下り区間があると、そこで抜き返されたりして。下りでも一定ペースを守っているから悪いのですが。

そうこうしているうちに、視界が開けてきて満開のツツジが目に飛び込んで来ました。サイクリングモードの私は当然それを眺めつつ、のんびりと。他の真剣にレースしてる人に、下り区間でものすごい勢いで抜かれていきます。こちらはそれなりのスピードで。後でメーターを見たら、最高時速は53キロ。それでも結構出てたみたいですね。

ラストの登りもスパートをかけることなく、ペースそのままでゴール。結果は1時間40分弱の50番台。気がつかない間に結構抜かしていたようです。ずっと最後尾近くだろうと思っていたので。ゴール地点で頂いたトマトが冷たくてうまかった~

目標も達成できたし、何より辛かったけれどすごく楽しかったですね。あとは自分はレースよりもツーリングの方が性に合ってるということも再確認。でも、また来てもいいかなと思わせるそんな大会でした。

#写真等はそのうちに。


28. 6月 2005 by Castaway。
Categories: Bicycle | 3 comments

Comments (3)

  1. 俺も実はツーリングの方が好きかも、と思いました。つらいのきらい!朝練とか頑張ったのに同じ50位台…!くっそう。

  2. お邪魔します、こんにちは。ブログでいろんなスポーツの大会について書いているオールスポーツブログの新井というものです。
    ツールド美ヶ原に出場されたというので書き込みさせてもらいました。
    当日はお疲れ様でした。
    よければこちらにも気楽に立ち寄ってみてください。

  3. はじめまして。

    上の新井さん同様、ツールド美ヶ原の検索で参りました。
    私も参加いたしましたが、実は下りの際に、コース上のパワージェルのゴミがあまりに多いのが気になっており、文中の「こりゃ無理~と捨てました」が気になりまして、コメントさせていただいた次第です。

    文章的に「捨てた」という表現をなさっただけなのかもしれませんが、本当に捨てたのであれば、非常に悲しいことです。ご自身で回収するおつもりがないのであれば、このような行為は慎んでいただきたい、また(お節介ですが)そう取れるような表現は避けたほうが良いのではないかと思います。せっかくあれだけ地元の方も協力してくれているのですから、あまりご迷惑をかけないように、気持ちよく参加したいものです。
    私の早とちりでしたら、申し訳ありません。