『若沖と江戸絵画』展に行って来ました

来週で会期末ということで、同期宅から直行。やっぱりお目当ては伊藤若冲の鳥獣花木図屏風。以前も一度見てますが、やっぱりもう一度見ておきたいんですよ。お昼前に着いたので、わりかし混んでましたね。

久しぶりに時間を忘れて楽しんできました。例えば同じ猛虎図でも、こんなに毛の表現が違うんだとか、同じ若沖でもとにかく描き込んだものもあれば、ディティールを省略してるものもあったり。

中でも一番興味深かったのが、ライティングにこだわったパート。光が変化することで、こんなに表情が変わるんだとビックリしましたよ。暗くなると人物と雪が浮き上がってくる『佐野渡図屏風』とか、冗談抜きで怖く見える『柳下幽霊図』とか。

勢い余って図録も買ってしまいました。新感線のパンフの高さにその辺の感覚が麻痺気味かも(^^;


21. 8月 2006 by Castaway。
Categories: Art, Diary | 4 comments

Comments (4)

  1. イケケンは色んな趣味を持っているねぇ!
    こーゆー趣味があると良いなって思うんだけど、
    オレはどうしても退屈しちゃうんだよねぇ。。。

  2. うちも日本文化史が好きな影響で、こういうのよく見に行ってたわ~
    名前は覚えられないんやけど(;´Д`)ゞ
    でも。『和』の芸術って深くていいよねぇ♪

  3. >まい♂ さん
    趣味に関しては、広く浅くって感じですかね。悪くいえば中途半端だけど…

    自分の好きな画家とか時代とかが見つかると、退屈しなくなりますよ~

    >あーにー さん
    割とミーハーなので、有名なのばっかり行ってます(^^;
    普段は自分も名前憶えられないですよ~ 話するときも「あれあれ」っていうふうになっちゃって、行った人しかわからなかったりして…

    ギリシャ神話とか宗教的なバックグラウンドがないので、西洋より和の方が好きですね。

  4. イケケンって、絵にも興味あったんだ?
    あたし美術部だったくせに全然「絵」の事知らなくて
    今回のこの日記見て、いろいろ調べたんだけど、
    伊藤若冲さんって、
    日本人なら何気なく見てるあの「絵」なのね笑

    よくクラッシックとか聞くと
    「あぁ!コレね!これがモーツァルトだったんだぁ?」
    みたいな感じ(^^)

    伊藤若冲さんの絵ってピクセルで描く画法みたいだけど
    やっぱ近くで見るとピクセルが分かるの?
    鳥のしっぽなんて、あんなに滑らかなのに不思議・・・。

    今度よかったら図録見せてね!!