『暗いところで待ち合わせ』

新聞の映画評を読んで以来気になっていたので、買い物に行くついでに銀座で観てきました。ちょいと今更ですけど。

サスペンス要素もあるけれど、主題はそんなところじゃなくて、ミチルとアキヒロの距離感を描いているっていたほうがいいのかも。淡々とストーリーが進んでいくけど、それも一役かってると思いました。

ミチルの「ありがとう」という一言と、その後の二人で夕食を取るシーンが静かだけれど、柔らかくて暖かい雰囲気ですごくよかったですよ。

ラストのアキヒロのセリフを聴きながら、なんとなく山田玲司の『絶薬』を思い出してました。自分を認めてくれる誰か、というのは『絶薬』に出てた人の多くが語っていたことだし、「YES」そのものなんだなと。


30. 12月 2006 by Castaway。
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