StartMac:iPod周りをWindowsと比較してみる
先日Windowsを再インストールしたときに、iTunesのライブラリ関係はそのまま保存しておいたのですが、何かの拍子にファイルが破損したらしくMusicStoreで購入したもの以外がライブラリから消えてしまいました(T_T)
ちょうどいい機会でしたので、AACへのエンコード時間とiPodへの転送時間をWindowsマシンとMacBookで較べてみることにしました。本当はMacBookにBootCampを使ってWindowsをインストールして比較するのが純粋なOSの違いが出るんでしょうけど、WindowsからMacへスイッチできるかという観点から今回は調べてみます。当然ハードウェアは違いますので参考程度ということで。
それぞれのハードウェア構成ですが、こんな感じ。
・Windows
Athlon64 3000+ (1.8GHz)
1GB Memory
RADEON XPRESS 200
・MacBook
Core2Duo 2.16GHz
2GB Memory
Intel 945GM
チップセットが違うので、USB2.0あたりの転送速度に影響が出るだろうとにらんでいるのですが… 特にRADEON XPRESS 200のUSBはイマイチらしいので… あと注目する点としてはハードウェア的にはCDの読み込み速度だったり、HDDの書き込み速度だったりとMacBookの方が断然不利なわけですが、どこまで差を縮められるかですね。
まずAACのエンコード時間を計測。CD一枚をエンコードする時間を比較しました。比較に使ったのは和泉宏隆の『Lights In A Distance』です。AACのエンコードの設定は192kbpsのVBRにしてみました。
結果はWindowsが4分2秒に対して、MacBookは4分50秒。やっぱりHDDの違いが大きいかなぁ。CPU的にはMacBookの方が有利のような感じがしたのですが。
次にiPodnanoへの転送時間を計測。WindowsならFAT、MacBookならHFS+といった具合にそれぞれのフォーマット形式で計測しました。容量は600曲弱、3GBです。
こちらは若干MacBookのほうが早いようで6分26秒。対するWindowsは7分17秒でした。よく言われることですが、WindowsはiTunesが認識するまでに時間がかかってます。iTunesの表示を見ている限りではそんなに差はないように感じたので、認識するまでの差が大きいですね。
余談ですが、192kbpsのAAC、音はすごくいいんですが、ファイルサイズがやっぱり大きめですね。もうちょっとビットレート下げても大丈夫そうかな。