読書日記:『反省 私たちはなぜ失敗したのか?』

新聞の広告を見て、気になっていたところへ父親が図書館で借りてきたので、読んでみました。

これでもかというほど官僚の方々が実名で挙げられていて、その行状には呆れるばかりですが、むしろ実は何も知らず何もしてこなかった自分たちが反省すべきかも、と感じさせてくれました。これだけのことやってのける外務省の「謀略能力」がなぜきちんと仕事の方に向かないんでしょう。やっぱり官僚になった時点で「上がり」なんですかね?あとはその地位を守っていけばOKなのかしら。

それにしても件の事件については、追求する側であった共産党の筆坂氏を交えた3者での対談となっているが、外務官僚たちが自分たちの保身のために、内部文書を共産党へのリークするは、メディアをあおり、検察まで動かしてしまう。当時の私たちはすっかりそれに乗っかってしまっていたようです。

ますます行き先が不安になるような、そんな一冊でした。


01. 12月 2007 by Castaway。
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Comments (2)

  1. こんばんは。面白そうですね。私も拝読したいと思います。私は公務員にならなくて本当によかった(笑)。話をしていて思うのは、彼らの間で評価される仕事の仕方というのが、定番というか形として、できあがっているんですよ。国をとりまく環境は日々刻々変化していて仕事の内容はどんどん変わっているのに。変な話ですよね。

  2. >bun さん
    こんにちは。佐藤氏の著作は他のものも興味深いのでおすすめですよ。

    大きな組織というのは、なかなか変わらないもんだと思います。小回りの利く組織の方が変化に対しては柔軟ですよね。

    お役所だから、で片付けてしまっている自分たちも問題なのかもしれませんが…