読書日記:『サクリファイス』

自転車乗りとして、ずっと読みたかった本です。自転車好きな人にはお勧めできると思いますが、ミステリーファンにはちょっと物足りないかもしれません。

主人公は日本のプロチームで走るアシスト。うちでもツール・ド・フランスなんかを観てますが、そのときに母親が一番わからないと言っていたのが、アシストという役割でした。終盤まで逃げていながら、なぜ勝たないのか、なぜエースのためにあんなに働くのか、そんな質問をよくされたものです。「サクリファイス」というタイトルの通り、エースが勝つための文字通りの犠牲なわけですが、最後で明かされるもう一つの「犠牲」。「勝利は、ひとりだけのものじゃないんだ」という言葉が重く響きます。

分量的にはちょっと物足りないかなと思いますが、自転車好きは読んでおいて損は無いかなと思います〜


01. 12月 2007 by Castaway。
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