読書日記:『神様のパズル』
電車の暇つぶしで買った『神様のパズル』、暫く前に読み終わっていたのですが、感想を書くのを忘れていました。適当に平積みされているのから選んだので、外れだったらと…と不安だったのですが、意外に面白かったです。
留年寸前の僕が担当教授から命じられたのは、不登校の女子学生・穂瑞沙羅華をゼミに参加させるようにとの無理難題だった。天才さゆえに大学側も持て余し気味という穂瑞。だが、究極の疑問「宇宙を作ることはできるのか?」をぶつけてみたところ、なんと彼女は、ゼミに現れたのだ。僕は穂瑞と同じチームで、宇宙が作れることを立証しなければならないことになるのだが…。
あらすじの通り、かなりSFな感じで、しかも物理の知識が必要なのですが、とりあえずはわからなくてもそれなりに楽しめました。どちらかというとSFよりライトノベルっぽい感じもしますが。
というか、研究とかディベートとかの話もあるけど、途中からは田植えの話になったりとか。ゼミ資料の作成にヒイヒイ言ってた自分からすると、ゼミとかの記述が随分あっさりしていて、こんなんで卒業できたら楽だよなぁ…なんて考えてしまいましたわ。
それにしても、穂瑞(ホミズ)に主人公の綿さん
とか、ちょこちょこホームズへのオマージュが。あと、映画の宣伝の帯がくっついてましたが、使ってるキーボードがHHKとはなかなかマニアックですなぁ。
# 卒業してから、大学図書館のありがたみがわかるようになってきました。専門書はなかなか買えないので… ラブロックとかまた読みたいなぁ。
人工ブラックホール、地球は無事か 学者「心配ご無用」
タイムリーなニュースだったので、メモがてらコメント。