潜水的現実逃避 その2
ちょっと間が開いてしまいましたが、石垣島旅行2日目後半から最終日まで。
2日目ダイビング後は、そのまま竹富島へと向かいました。石垣島からは高速船で10分くらい。竹富島は右を向いても、左を向いても、とにかくフォトジェニックな風景。水牛車に乗りながら、散歩しながら、とにかくスナップしまくりでした。
沖縄の昔ながらの風景がそのまま保存されています。石積みの石垣に、赤瓦の屋根。なんとなく懐かしくなる風景です。
都会とは違う、ゆったりとした空気と時間が流れているように感じました。時計の上では同じ時間でも、感じる時間は場所によって随分変わるんだなと実感。
電線はあるけれど、街灯もなく、夜は満天の星空なんでしょう。今度来たときは、島で一泊してみたいですね。
竹富島は、花の島でもあります。そこかしこに花が咲いていて、目を楽しませてくれました。
下段右はブーゲンビリアという花。紫陽花と同じく、紫に色づいた部分は葉で、花はその中心の白い小さな部分です。島のあちこちに咲いていました。
その後は西桟橋まで散歩。どこまでも青く透き通った海と、砂浜を眺めているだけで、イヤなことも全部吹っ飛んでいくような気分になります。
「あ~帰りたくねぇ」とは行った誰もが思ったことかもしれません。
そして3日目。今日こそはマンタを!と意気込んで、朝からマンタの出るポイントへ直行です。ポイントではマンタの好きな山のそばで、ひたすら待つことに徹します。じぃ~っとして周りを眺めているだけでも十分楽しいのですが、せっかくカメラを持っているので、そばを泳ぐ魚たちを捉えようと頑張ってみます。
上段左ははき出す泡を撮ってみました。もうちょっと光があった方がキレイだったかも。上段右はカエルウオ。ちょっとわかりづらいですが、画面中央で頭出してる黒いのがそうです(^^;
65分間粘ったものの、残念ながら1本目では会えず… 後から来たダイバーの方が先にあがってましたからねぇ。相当頑張りましたよ。
次までの休憩中にボートから手を伸ばして、半水面での写真を撮ってみましたが、半水面になってないですね。コンパクトじゃ難しいかなぁ。
ラストチャンスの2本目。やっぱりジッとマンタがやってくるのを待ちます。待つこと75分…残念ながらタイムアウト。今回はマンタと縁がなかったです… でもまた次来る理由ができたと思えば。
上段左はクマノミの赤ちゃん。珊瑚の合間のイソギンチャクをすみかにしてました。上段右はグルクンの群れ。沖縄では唐揚げにして食べる魚です。これだけ魚が集まってたんだから、マンタが出てきても良さそうだったんだけどなぁ。
下段は珊瑚の上でたたずむイシガキカエルウオ。何を見つめているんでしょうねぇ。
午後は川平湾を観光。その後は残念会と称して、石垣牛をたらふく食べて、飲んでと大騒ぎしたのでした…
撮影機材:SONY α350 + DT 18-250mm F3.5-6.3, 水中写真はDMC-TZ3 + DMW-MCTZ3
カメラ的な話では、ライブビューのおかげで、友達も、撮影をお願いした人も違和感なく使ってましたね。水中写真はぶれる、ピントが合いづらいなどなど、いろいろと大変でした…
他の写真はFlickrのスライドショーでどうぞ。