六本木で美術館をハシゴする

3本目はやっとこさ先週の話。友達と話して、せっかく出かけたんだし、どっか美術館でもとなって、なぜかハシゴすることに… 六本木アートトライアングルのうち2つをまわったわけですが、そういや割引あったのに使わなかったなぁ…

まず一つ目が森美術館の英国美術の現在史:ターナー賞の歩み展。常々現代アートっていろんな意味で(実際の作品もそうですが、オークションでの値段とか…)わけわからん、と思ってるのですが、やっぱりわけわからんですわ。

いくつかに分類されると思うのですが、正面からナイフ突きつけてくるような作家もいれば、陰からこっそりみたいな作家もいたりで。今回観た中で正面から突きつけてくるタイプの筆頭は、ダミアン・ハーストですかねぇ。あえて詳細は書きませんけど、生と死を強烈に感じさせる作品は、かなり好き嫌い、というよりも嫌悪感を抱く人の方が多いと思います。

個人的には空間を意識させる作品や、人と人との関わりみたいなものが見える作品が面白かったですね。前者でいえば、マーティン・クリードの展示室の明かりがついたり消えたりするインスタレーションとレイチェル・ホワイトリードの家の内側の空間をコンクリートで表現した作品で、後者がジリアン・ウェアリングの「60分間の沈黙」って作品。写真撮影するよ〜と言っておいて、延々60分間警官達をそのまま放置してその様子をビデオで撮ってたって作品なんですけど、たまたま見ることができた60分経って警官達が解放されたシーンはなかなか面白かったです。いわゆるドッキリみたいで。

わけわからん、という割には結構楽しめました。ま、好き嫌いはあるとは思いますけどね…

で、二つ目は国立新美術館のウィーン美術史美術館所蔵│静物画の秘密展へ。17世紀オランダの静物画を中心ということで、フェルメールと同じ時代の作品ですね。8月からまた展覧会あるみたいだからいきたいなぁ。

まずどの作品も実に細かいところまで描いています。そこまでやるか、という感じもしますが、それは自分たちには写真があるからで、当時は絵に描くしかなかったのだから、と思えばだまし絵のように精緻に描いていたのも納得できるような気がします。

いつだったかの風俗画展でもそうだったけれど、静物画でも描かれたものが、何らかの意味を持っていて、だいたいが儚さとか、戒めとかなわけで。でも頭蓋骨が描かれてるようなのは、ちょっとなぁと思ったりします。

さすがに2つハシゴするのは、ちょっと疲れました…


13. 7月 2008 by Castaway。
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