読書日記:『レインツリーの国』

地元の図書館で借りてきた本2冊目は、有川浩の『レインツリーの国』です。

ネットの、十年前に読んだある本の感想に惹かれて、そこから始まるメールのやり取りと恋。次第に仲良くなっていき、今度会おうと主人公は提案するけれど、ヒロインはなかなか首を縦に振ってくれない。実は彼女には秘密があって…というあらすじ。

ネタバレになるからそこは書かないでおくことにしますが、職場にもヒロインと同じ問題を抱えてる方がいらっしゃって、読みながら「そういえばそうだったなぁ」と思い当たるふしがたくさんありました。後書きにあるように自分の思い当たるエピソードを入れたという点では、狙い通りだと思います。その分説明的なところが多かったのは仕方ないけど、自分にとっては身近な人のことでもあるから勉強になる部分でした。

作中の二人のやり取りの多くはメールなのですけれど、その文というか言葉のひとつひとつを大事に紡いでいったような感じで、とても印象的でした。メールだからこそ本音で言い合える部分があったり、ストレートな表現だったり。きっかけとなった最初のメールのやり取りが、ラストで再び登場するのも良かったです。


31. 1月 2009 by Castaway。
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Comments (2)

  1. はじめまして。
    『レインツリーの国』で検索かけたらヒットしましたので…
    私もその本は読みました。とても興味深い本でした。
    様々な大切なことを教えてくれる良い本ですよね。
    ヒロインが秘密を隠す理由っていうのがとても共感できてしまいました。
    痛いぐらい分かり…でもそれじゃあダメなんだなって…。

    いきなり長々とすみませんでした。
    では

  2. >ゆん さん
    ゆん さん、はじめまして。

    知らず知らずのうちに誰かを傷つけちゃってるんじゃないかと気がつかせてくれた本でした。
    自分も後ろ向きになりがちなので、どうしても秘密は隠したくなっちゃいます。
    ホントは変わりたいんだけど、なかなか変われないものです。

    よろしければまた見に来てくださいね。