観劇日記:『蜉蝣峠』
少し時間がたってしまいましたが、先日『蜉蝣峠』を観てきました。『メタルマクベス』以来のクドカン脚本だったわけですが、ストレートな面白さという点で、『メタルマクベス』に軍配が上がるかなと。
ただ、1回目よりも2回目に観に行った方が、細かいセリフに込めた伏線が見えてくるので、DVDなんかで何度か観れば評価が変わるかもしれません。何というか、噛んだ方が面白いというか、そんな感じです。個人的にはあえていのうえ歌舞伎
を名乗らなくてもよかったのかなという気もします。
それにしても、コントだと思っていると突然シリアスなシーンになったりするので、観ているこっちが着いてくのが大変でした。割と1幕が終わった時点でぐったり気味だったりして。
というわけで、箇条書きで。
- いきなり軍鶏のパートで、何が始まるのやらとびっくり。
- サルキジが見た目、ほとんど宝塚の男役みたいな。メイクがそんな感じ。
- というか銀がサルキジを殺しちゃう場面が唐突すぎで… 結局のところ銀は戻れないから?なのかしら。
- 闇太郎はラストで母の姿を見るわけだけど、記憶が戻った訳じゃないんだよね?
なんというか、スッキリしない感があるのが。その分想像する隙間はあるんですけど。
# やっぱり観てすぐ書かないとダメですね…