観劇日記:『アンチクロックワイズ・ワンダーランド』

今年の一本目は、阿佐ヶ谷スパイダースの『アンチクロックワイズ・ワンダーランド』でした。

新作を上梓したミステリー作家の葛河(光石研)は、人形作りにご執心の妻(村岡希美)が持っていた紙切れを手がかりに、新作を酷評している書評サイトを見つけてしまう。苛立った彼は担当編集者の野口(池田鉄洋)をバーに呼び、泥酔。店内にいた熱心な自分の愛読者の女・満智子(小島聖)と意気投合した葛河は野口を先に帰したあと、彼女を階段から突き落とす事故を起こしてしまい……。

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知り合いから「阿佐ヶ谷スパイダース、面白いよ」と誘われてでしたが、知り合いの談によれば、以前よりもエログロ風味は薄れてるとのこと。葛河の新作に対する書評は、そのままこのお芝居への評価を先取りして自ら言ったものなのでしょうか?

野田地図ばりに早い台詞回しで、いい台詞と思っていると、次の台詞と展開で押し流されてしまった感が。できればもう一度観て、いろいろと確認してみたかったなぁ。

タイトル通り、時間軸が一定ではなく、場所もあちこち、視点もあっちへ行ったりこっちへ行ったり。どこからリアルで、どこまでがバーチャルなのか、そんなことを考えながらでしたが、楽しめたとは思います。

自分が動けば何かが見つかると言い、捜査に没頭する安倍と、割とニュートラルな立ち位置の若山のコンビがなかなかに印象的でした。

でも、冒頭のシーンで何となくイヤな感じはしましたが、そんなオチとはね。


16. 2月 2010 by Castaway。
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