香港版 iPhone4 を使い始めて半月経ちました

iPhone4パッケージ

後輩に無理を言って買ってきてもらい、香港版のiPhone4を入手しました。話に寄れば、向こうも品薄で正規リセラーでは買えずにちょっぴりプレミア価格で売っていたお店で購入したとのこと。直前にtouchの新型を予約していたのですが、国慶節で後輩が帰国するということで急遽変更したのでした。

そんなわけで、今月頭に後輩から受け取ったiPhone4。パッケージの違いは裏面のシール部分くらいでしょうか。香港版なので、英語と中国語です。あと違う点と言えば、型番がJではなくてZPなことくらいです。

初期画面

b-mobileのSIMを挿入

アクティベート完了

早速電源ONして、セットアップ。初期画面はさすがに英語でした。で、事前に用意しておいたb-mobileのSIMを挿入します。カードにはDOCOMOの文字。なんだか新鮮です。iTunesにつなげばあっという間にアクティベート完了です。挿すSIMが違うだけで、ここは一緒ですね。

アクティベート後にはきちんと電波をつかんでいます。電場強度を示すアイコンが0本のままですが、データ専用のSIMの場合はこのような表示になるみたいですね。プラチナサービスの場合はきちんと表示されるようです。自分の場合はデータ通信さえ出来ればいいので、3Gのアイコンが出ているかどうかで十分です。

さて、入手したのが10/1。無料ケースプログラムは9/30までです。申し込みは出来るのかしら?と思っていましたが、アプリはダウンロードできました。アプリを立ち上げ、必要事項を入力していくと、そのままオーダー完了してしまいましたよ。数日後にバンパーが届きましたが、パワサポのエアージャケットを付けているので、このままパッケージを開けないままに終わっちゃいそうです。

半月ほど使ってみての感想ですが、

  • やっぱり動作は速い

    初代touchと比較すると爆速ですね。touchでは音楽聴きながら通信すると、スクロールが引っかかったり、音が飛んだりと散々でしたが、iPhone4はそんなこともなくスムーズに動作しています。快適そのものです。

  • 通信エリアはOKだけど、速度はやっぱり微妙

    ドコモの電波なので、エリア的には全く問題ありません。ただし300Kbpsに制限されているので、当然通信速度は遅めです。条件にもよりますが、ポケファイ+touchと比べても遅いなぁと思う時があります。Webアクセラレータを設定した上で、メールやtwitter程度ならまぁ使えるかなと。Web巡回は電池も経るし、プラチナサービスの方がいいのかなと思います。

  • 電池が保たない

    ものすごい勢いで減ってます。GPSをオフにしたり、必要ないときは機内モードにしたりと工夫して、ようやく2~3日保つかなぁという状況です。b-mobileのSIMだと減りが早いという話もありますが…

ほかにもいろいろありますが、割とショックだったのはFaceTimeが使えないのです。iPhone4はFaceTimeのアクティベートにSMSを使うようで、b-mobileではSMSが使えないのでアクティベートが出来ないのです。touchはメールで出来るからと期待したのですが、無理でした。海外のSIMで通話が出来るものを入手したら試してみたいです。

さて、SIMフリーなiPhone4ですが、積極的にオススメするか?と聞かれると、高いし微妙よ、と答えています。本体価格の割引なし、プランも割引なしと国内で購入するのと比べると、きちんと比較はしていませんが、相当高くつきます。自分の場合はデータ通信のみなので、フィーチャーフォン側は通話とメールだけで、パケット定額を解除、ポケファイも最安プランで塩漬けにすることで、ほぼ同等の金額に抑えられていますが、プラチナサービスは約7000円と割高です。海外でも使いたいとか、明確な目的がない限り素直にソフトバンクで買った方がいいと思いますよ。ただし、自慢だけはできます(^^;

初代touchの箱と並べて

初代のtouchは弟のもとで余生を送ることになりました。OSはアップデートできなくても、音楽プレイヤーとしてはまだまだ現役ですよ。


17. 10月 2010 by Castaway。
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