写真展とライブと。
昨日はhana さんのhana塩竈写真展「元気ですか?元気でーす!」と、写真美術館で開催中の3つの展覧会をはしご。
hanaさんが現地で撮り下ろした作品、津波後でも花を咲かせた塩竃桜や、松島の景色の中に写る津波の傷跡、一見普通のような景色の中にも、爪痕が残っているのが伝わってきました。
会場ではたまたまご一緒した@KEN3TV さんとhanaさんを交えた三人でギャラリートーク。実際に現地に行かれたからこそ、お聞きできる話ばかり。それ以外にもあっちこっちに広がった話で盛り上がってしまい、すっかり長居してしまいました。仕事に関係するお話も出てきたので、何かできたらなぁと、勝手に思ってます。
新宿でメガネを受け取った後は、恵比寿の東京都写真美術館へ。
コレクション展の『こどもの情景 -戦争とこどもたち-』、戦争や今回のような事態で、真っ先に犠牲になるのが子供達。その姿をとらえた作品は見ていて辛くなるものも多かったですが、それ以上に写真の中の笑顔に救われることも。
『ジョセフ・クーデルカ プラハ 1968』、ワルシャワ条約機構軍のプラハ侵攻をとらえた写真の数々。その臨場感は、クーデルカ本人が実際に体験し、間近で見て、感じたからこそだと思う。戦車に対して、丸腰で立ち向かうプラハの人々の姿は、理不尽なものへ立ち上がる勇気と団結がそこかしこから感じられた。たぶん、震災前と今じゃ、感想が違うかもと感じた写真展。
最後に『世界報道写真展2011』。振り返るとこうも災害が多かったのかと認識。写真がすべて真実、とはまぁ最近は思わなくなってるんだけど、さすがに報道写真ということで、嘘偽りないリアルな現在の世界の姿ばかり。観るのがしんどいといえば、しんどかったなぁ。
恐ろしく消耗しちゃったので、行くかどうしようか迷ってたライブに行くことに。お目当ては和泉さんでしたが、がっつりロックな感じの曲を聴かせてくれたVoice Picsもよかったし、個人的にはAllen Hindsがちょっと気になったので、今度CDなりを探してみようかと。たまには好きなもの以外にも足を運んでみるのもいいかもと思ったライブでした。