読書日記:『動員の革命』
twitterで津田氏をフォローしてると、メルマガやら著書のリツイートが流れてくるので、何か本でも…となったときに思わず手に取ってしまったので、これも一種のステマかもしれません。
さて、脱原発デモが続く中でこの本を読めたことは、サンプルがすぐそばにある、書かれていることを検証していくという意味ではとてもいい機会だったなぁと思います。実際タイムラインに「参加しましょう」的なツイートが流れていくそばで、駅でもプラカードを持っている方を見かけることがあったので、動員のためのツールとしてのソーシャルメディアが果たす役割というか、重要性は高いなぁというのは実感できましたね。リアルとバーチャルの両方からプッシュがあると、ちょっと行ってみようか、という気にはさせられます。
三章の震災の項では、当日会社にとどまらざるを得ず、社内ネットのフィルタリングのせいでサイマル放送を見ることも出来ず、iPhoneでtwitterを追いかけるしか出来なかったことを思い出しました。非常時にどう役立てるか、個人がどう発信していくかという点で参考になりそうです。
普段は愚にもつかないことしか発信していないわけですが、必要な何かを発信していく人にとって一読すべき本であるなと思いました。
# 一番興味深かったのは第一章対話編の『呉越同舟するための方法論が日本にはない』の項でしょうか。