『館長 庵野秀明 特撮博物館』にいってきた

恒例、会期末なので行かねばな、です。今回ばかりは、平日昼間にいっときゃよかったよ、と激しく後悔。

自分はお昼あたりに行って、チケットを買うまで15分、実際に入場するまで45分待ちでしたが、出てくる頃には館外まで入場の列が伸びてました。そんなわけで展示会場に人があふれていたので、ゆっくりじっくり観る余裕もなかったですね。特に前半の特撮のミニチュアを展示しているパートは、すごかったですねぇ。

電信柱好きの庵野監督、展示にも反映されてたりしてましたねぇ。さすがです。後述の『巨神兵東京に現る』でも、電信柱や電線越しのカットがありました。エヴァでもおなじみですね。

さて、今回の目玉は『巨神兵東京に現る』ですが、本編を観てみると、本当に全編特撮なの?と疑問に思いましたよ。背景なんかはCGっぽく見えるなぁってね。その先の展示を観てみると、多分ミニチュアはミニチュアのように見えるのに対して、遠景やシーンによっては、デジカメの?画像を貼り付けたものもあったので、それがCGっぽくみえたのかなぁと思ってます。

さて、映像もさることながら、やはりそのメイキングと特撮技術の解説が最高に面白かったですね。いい大人がものすごく真剣に考えて、アイデアを実現してる姿が素敵でした。たとえば、ビルの壊し方、崩壊の映像は、本当にアイデアの塊ですね。あの映像がそういう風に出来てたのか!という素直な驚きがありました。特撮技術では、ミニチュアセットに遠近感がついてるのには、ビックリしました。そういうのはレンズの効果で出してるんだろうと思ってましたから。この辺はアナログならではというか、アナログだからこその工夫のしがいがあるのかなと思います。

前半のミニチュアモデルにしろ、後半のメイキング、特撮技術にしろ、どちらも工芸品であり、職人技であり、文化なんだなぁと思います。ミニチュアのほとんどが、個人蔵となっていて、コレクターアイテムになっているか、今は処分されているかなのかもしれません。どこかの美術館で収蔵してくれるといいんでしょうけど、難しいんでしょうね。

図録を購入して、帰ってからぱらぱらとめくってみたところ、ものすごい読み応えのある一品です。キチンと読んだらどのくらいかかるかなぁ。


07. 10月 2012 by Castaway。
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