『篠山紀信展 写真力』
買い物に新宿へ出て、この後どうしよう?と考えたところで、そういえばと行ってきました。
まずとにかく大きくプリントされた作品がすごいんですよ。壁面にどーん!と展示してあって、とにかく圧倒されます。あんな大きさでは観たことないから、細かい描写も見えるんだけど、そんなことよりも、まずは大きさ自体に圧倒される感じですかね。
パートごとに印象に残った作品を。
GODパートでは、なんか手を合わせたくなってしまうような… どの作品もインパクトが大きいですが、印象に残ったのは『美空ひばり』でしょうかね。
STARパートでは、選ぶのが難しいけど、選ぶとしたら野田秀樹のポートレートでしょうかね。表情がもう鬼気迫るというか、狂気そのもの。公演を何度も観てるけど、2012年だから、『THE BEE Japanese Version』の時かなぁ? あれは話の筋としても狂気がテーマでしたからね。
SPECTACLEパートでは、『口上』ですかね。襲名披露を舞台上から客席の方へ向かって撮った作品。作品の前に立ってみると、役者さん達がカメラの方へ振り向いている以外に、観客の方達の表情も見えて、あたかも自分がその場にいるような感覚が起きる作品です。
BODYパート。このパートもこれって作品を選ぶのは正直難しいですね。ただ一ついえるのは、カラーよりモノクロの方が確実にエロい。なんででしょうねぇ…
ACCIDENTSパート。震災の被災地で撮った作品。被写体となった方達が、今笑顔でいてくれたら、と心から思います。
すっごくよかったので、会期末までにもう一回行こうと思ってます。